ごあいさつ
2011年の東北大震災とそれに伴う福島原発事故で電力自給の機運が高まり、太陽光や風力などの自然エネルギーに着目されていますが、コストなどの問題で普及が遅れています。
しかし、これだけでなく、対応が急がれる社会的問題が複数あります。
医療では、急速な少子高齢化で高齢者人口が増加し医療費などの社会保障費の増加が懸念されています。生活習慣病の元になるメタボリック症候群は予備軍を含めて2000万人もいると推計され、ダイエットも国民的急務です。
地域社会では、地域の商店街や民家に空き家が増加し、住民の結束が希薄になって孤独死などの問題が深刻になり地域のコミュニケーションの再構築が大きな課題となっています。特に高齢男性が社会から孤立する傾向にあります。加えて各地で放置される自転車も社会問題となっています。
電力供給・メタボ・高齢者対策・地域活性・放置自転車などの問題を一挙に解決出来る可能性が、自転車発電です。簡便な発電装置がついた運動器具(エアロバイク発電機)が普及することで節電意識が高まると同時に、ダイエットを長続きさせ、うつ状態などを改善させる可能性があります。
自転車発電所(我々は原始力発電所と称します)が各コミュニティに定着すると老若男女問わずに多くの人が電気を作るという目的をきっかけに集い、その集いは次第に地域を活性化させる核になるのではないでしょうか?
先進国で真っ先に超高齢化社会を迎え、莫大な社会保障費が心配されていますが、資源の少ないわが国では人が資源であり、高齢者に”発電“というキーワードで元気になってもらい地域を活性化させる社会資源として活動していただく運動を始めました。
興味のある方は原始力発電にご参集ください。なお、日本原始力発電所協会は現在全くの任意団体でサポータの皆さんはボランティアで参加していただいていますのでご了解ください。また、自転車発電そのものはあまり危険性を伴いませんが、その活動は自己責任でお願いいたします。